大阪の本町にある綿業会館に講演会で行ってきた。
昭和6年に作られた建造物である。
内部の見学をさせてもらい面白かったのである。
部屋毎にいろいろな様式で作られており、それぞれが趣深い。
でも、設計者の先見の明がすごいと思ったのは、部屋にある柱に
ダクトを埋め込んだということである。当初空調はなかったのだが
将来の空調を見込んでつけたとのこと。
おそらくアメリカの建築なんかをかなり勉強していたんじゃないかと
思わせる。
そして、空調の吹き出しも工夫されており、部屋に調和するように
目立たないようにしつらえらているのである。
また、なんだか各部屋ごとにこだわり設計されているのである。
それが木目調の大理石だったり、オニキスだったり、アンモナイト入りの床
だったりする。
一見の価値あり！
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