改革PT素案

　大阪府の財政再建プログラム試案が出た。こいつがこれからの大阪に非常に影響を持っているのだから興味を持たないわけにはいかない。この試案を参考に、本格予算編成要領というのが公開されている。さて、asahi.comに部長級との意見交換会の様子が少し記事になっている。

　どうにも、これでは議論がかみ合わないんじゃないかと思ってしまう。大丈夫なんだろうか？
　まぁいくらなんでも記事が全容を表していることはないだろうけど、改革で要求されていることに対しているんだからいるんだ的回答ではつらいよなぁ。

　なんにしろ、必然性や必要性の証明を要求されているときに、「以前決めたんだから約束守れ」では話にならないと僕なんかは思っちゃうんだよねぇ。（ここはちょっとわかりにくいと思うけど詳しくは書きにくいんだよねぇ、諸事情により）

　理念も必要だけど、すでにそういう段階ではないという前提で財政再建しようとしているように思えるのに哲学だ理念だと言っても始まらないのじゃないかな？

　橋下知事自体を支持する気は全然ないんだけど、既に状況は動いているわけだから、この改革の要求に対して的確な答え（具体的でわかりやすい必然性や必要性）を出せないと切られることになるんだろう。

　まっ橋下知事が公平な価値観を持っているとも思えないので、そこに取り入るということができれば予算付くかもなぁ、あっはっは、って実はかなり笑い事ではないのだ・・・。